中学受験実体験!親も子も過酷だった中学受験の塾の勉強 ≪17≫

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中学受験体験記
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豆太の気持ち

豆太が受験に対して、どう考えていたのか。

以前、豆太自身は、受験を強く希望していないと書いた気はします。

 

もちろん、受験に対するモチベーションは時間の経過と共に変化していきます。

これがね、受験目前になればなるほど、豆太がやる気満々になっていってくれれば良いのですが。

そんな簡単な話でもないのですよ。

 

要領のいい子は別として。

中学受験の勉強時間は平日3~4時間、休日は8時間~12時間くらいかな。

小学生の勉強量じゃないですよね。

これを毎日。2~3年間くらい。

 

中学受験に否定的な方は、この勉強時間を

豆太父
豆太父

かわいそう

私

ちっ

と言ってくれます。

確かに。親の私からみても壮絶でした。

 

親も受験一色に

追い込まれて追い込まれて、親も豆太も必死でした。

実は、私。

受験期の子豆太の記憶がないのです。

写真とか動画で、あぁ~と思う程度。

豆太の予定が第一で、我が家の全てが豆太を中心に回っていました。

中学受験のストレスで

豆太はイライラして物にあたるとか、子豆太にいじわるするとか。

そういった事はなかったのですが、この時期くらいから、アトピーが悪化。

身体中にケロイドが出来始めていました。

皮膚科に週1回通わなければいけなくなり、様々な治療を試しては失敗しています。

(アトピー話は、いつか書きたいと思います。ワセリンでパンツが蝋燭みたいになるとか、アトピーあるあるもありますので)

 

アトピーは中学生になった現在も完治しておらず、定期テスト前になると悪化を繰り返しています。ちなみに受験の直前はハゲもありました。

円形脱毛症?こちらは放っておいたら治りましたが。

 

中学受験は本当に過酷です。

でも、今の中学生豆太を見ていて思うのは。

親も子も覚悟が必要な中学受験

この程度の勉強時間でめげてしまう子供なら、中学受験諦めたほうがいいです。

入学後の勉強量はさらに過酷です。課題も多いです。

遊ぶ時間どころか、寝る時間を削って勉強して。やっと平均点くらいかな。

豆太はザ平均点野郎です(笑)

周りの子供達は元々が賢い子達ですし、勉強時間も受験勉強で慣れているので長時間こなしてきます。

程々の勉強では平均点とるの精一杯ですね。

私

豆太君、もう少し頑張りましょうね。

豆太
豆太

聞こえん。

さて、話を戻して豆太の気持ち。

 

豆太の意思も聞いてたけど・・・

豆太には、節目で気持ちの確認をしていきました。

親の希望と自分の希望が違う事が当たり前である事を何度も説明していきました。

こうやって書くと本人の意思を大事にしたような雰囲気ですが。

 

人生の選択・自分の人生の責任を、小学生に迫っているわけです。

豆太に話をしながら、酷なことを言っているなぁと自覚ありました。

 

結局豆太の決断の決め手となったのは、私が説明のなかで、

私

中学受験をしなかったとしても高校受験はある。

という言葉だったように思います。

つまり早いか遅いか。という程度の理解であったと思います。

 

こんなに偉そうな事を書いておいて恥ずかしいのですが、豆太は受験直前期に明らかに手を抜いていました。

声をかけると

豆太
豆太

がんばる。

というような発言はあるのです。しかし態度で。

 

豆太には携帯を持たせていましたが、塾にいる間は気付かない事が多く。

お迎えの時間がずれる時などは塾に連絡するようにしていました。

(後々の回で書きますが。直前期、塾の終わり時間は22時頃でした。さすがに小学生が外をふらふらする時間ではないのでお迎えをしていました。)

 

ところが塾に電話しても、塾にいるはずの豆太が見当たらない、と言われる事が数回ありました。も

ちろんお迎えの車の中で、どこに居たのか聞きます。

そうすると決まって、お腹の調子が悪くてトイレに籠っていた。と言われました。

 

1回か2回なら、そういう事もあるかもしれません。

しかし、度々そういうことがあると何事なのだろうと心配になりま・・・いや。

気取っても仕方ないですね。

豆太の様子からして、絶対に何かを隠している。

嘘を言っているなと気付いていました。

 

親として、厳しく追及する事もできました。

いや、追求するべきですよね。

どうしようか、と夫婦で話合いをした結果、泳がす事にしました。

 

 

私

もし、これを読んでいる子供がいたら、自覚した方がいいよ。

親は君達の嘘・誤魔化し・だいたいは見抜いているよ。

泳がされているだけかもよ。

 

 

 

受験が終わってから、何をしていたか聞いたところ。

豆太
豆太

実はトイレで漫画を読んでいた。

とのこと。

 

オイオイって感じですが。

豆太にとっては、塾のトイレが唯一、気が抜けるところだったのかもしれません。

 

苦しい受験期が終わった今だから言える事かもしれませんが。

豆太に後悔している様子は全くありません。

よかった。本当によかった。

 

 

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