バランスの良い体を作る！合気道の動きと筋肉の柔軟性アップ法

合気道の動きは「バランスの良い体」を育てる

合気道は、相手とぶつからずに力を受け流す武道。
この独特な動きは、実は筋肉を均等に使い、左右のバランスが整った体づくりに最適なのです。

さらに、合気道の基本的な動きには、柔軟性を高める要素もたくさん含まれており、関節や筋肉の可動域を無理なく広げてくれます。

日常生活では偏りがちな筋肉の使い方も、合気道では自然と全身が鍛えられるようになっています。

軸足を中心に体を開く動作で、股関節と腹部の斜めの筋肉を使います。

相手に踏み込むようにして体を入れることで、重心の安定と下半身の強化に。

背骨を軸に回る動作が背中と肩周りを柔らかくします。

静かな動きの中で、脚力と柔軟性の両方が身に付きます。

柔らかく動ける筋肉は、見た目にも美しく、機能的でパフォーマンスの高い身体を作ります。

骨盤と背骨をまっすぐにして腹式呼吸。内側の筋肉を目覚めさせます。

動作をゆっくり行い、体重移動を股関節から意識。柔軟な下半身へ。

手刀を出しながら体幹をひねり、肩・背中・腰の連動を意識。

一教の動作を静かに、丁寧に行うことで柔軟性と連動性を同時に鍛えられる。

筋肉を柔らかくしながらも、しっかりとしたバランスを持った身体をつくるには、継続的な丁寧な動きが何より大切です。

合気道の動きには、筋力・柔軟性・バランス感覚がすべて含まれています。
それを意識しながら稽古を行うことで、単なる筋肉の成長ではなく、しなやかに動ける全身の連動性が手に入ります。

スポーツや日常生活、あらゆるシーンで活きる“バランスの良い身体”。
その第一歩として、合気道の基本動作を毎日の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。