豆太 夏季講習に行く
早速、意気揚々と塾に行き始めました。
本人のテンションが妙に高かったのを覚えています。
公文も行っていなかったので、勉強系の習い事は初体験だったせいもあるかもしれません。
とはいえお試しであり、まだ3年生であった事もあり、講習期間は10日ほどでした。
講習中は塾生と同じように自習室を使っていいと言われていたので、朝から夕方まで自習室に涼みがてら行っていました。
塾についていけない事もなく宿題もきちんとこなし、何も問題ないように思っていたのです。
しかし講習開始から数日。
B塾の雰囲気にちょっと・・・。
朝から行って自習室で勉強していたのに、講習時間直前まで家にいるようになってしまいました。
どうしたのか本人に聞くと、
雰囲気が怖い、
と。
豆太曰く、
塾に行って自習室で勉強していると大きい子が騒ぎだすので集中できない。怖い。
授業も、ただ先生が話すだけでシーンとしている。つまらない。
なるほどねー。
しかし、文句が多いね。きみ・・・・。
確かに中学受験に対応しているとはいえ、B塾のメインは高校受験。
通っている子供達のほとんどが中学生でした。
小学3年生から見たら、中学生は大人に見えるかもしれません。
自分の経験でも、高校受験組も中学3年の直前期ならともかく、中1中2ならまだまだ受験モードに入ってないし。
塾に通っているとはいえ遊び半分でも仕方ないですね。
でも騒ぐ中学生を叱るシステムのないB塾は駄目ですね。
今、中学生になった豆太に当時の事を聞いてみました。
あー、B塾ね。匂いが嫌だったのだよ。自習室が地下にあるから暗いし
だそうです。
豆太、生意気になったものです。
3年生のチビの時はまだ可愛げがあったのに。
夏季講習が終わってから、当然のごとく塾から、今後も通いましょうと誘われました。
もちろん丁重にお断りして、ほろ苦い豆太の塾デビューとなったのです。
公立の中高一貫の学校とやらを発見
この塾選びで情報収集していたところ、「公立中高一貫」という学校がある事を知りました。
公立の学校でありながら、私立中学並みの教育をしてくれるところみたいです。
公立なので学費も安く給食もある
コレ重要ですよね、毎日お弁当とか辛すぎ
まだまだ数は少なくて豆太一家が住んでいる地域では2校しかありません。
それ故に、大人気で倍率10倍超当たり前だそうです。
つまり10人受けて1人以下。
この塾選びで、
本当に我が家はお金がないなぁ
と自覚しました。
自分で書いていて悲しいですが事実は事実。
塾代は頑張っても、月5万円が限界かなぁ
いや~5万もかなり大変・・・・。
6年生になると、塾代が跳ね上がるので最初から高い塾には入れられない。
普通のサラリーマン家庭の我が家には「公立中高一貫」という響きがたまらなく魅力的に思えたのでした。
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