豆太 反抗期か?よりにもよって受験直前に
前回で、まさかの反抗期かしら?と書いてしまいました。
豆太は現在も含めて、小さい時から断固たる自分を持っていた子供なので、わかりやすい反抗期(壁を殴ってみたり、親を無視したり)ではないのですが。
反抗期ではなかったら、何なのよ?と思ってしまう反抗ぶりでした。
例えば。K先生との面談で、苦手な分野がありK先生から苦手分野対策の勉強法を教授されます。で、普通の子供であれば1回は挑戦してみるでしょ。
豆太は、一切やらない。教えてもらった効率の良い勉強法の理解はあるのに、実践しない。
K先生に対して、反抗しているわけでもなく。その勉強方法に疑問があるわけではなく。勉強そのものをやらないわけではなく。ただ単に、やらない。豆太独自の勉強法を繰り返す。
当然、効率は悪いし点数が上がらない。
なんかね。阿保なのかな。
そういえば、算盤の時も同じようなことあったね。
人に言われた勉強法をやらない
豆太に、こんこんと言い聞かせましたよ。
せっかく勉強するなら効率のいい勉強方法がいいよね。
そうだね。
K先生が教えてくれた勉強法は効率がいいと思わない?
思う。
じゃあ、1回はやってみようか。
わかった。
これでもやらない。
これは、反抗期でしょ。
反抗期じゃなかったら、何よ。
むかつく。
という訳で、豆太の成績は伸び悩んでいくのです。
出来れば偏差値65くらいでうろうろして欲しい時期ですが、60前後をうろうろしていくことになります。
(ちょっとだけ補足。豆太の名誉のために。この時期に偏差値を上げるのは大変なことです。皆が追い込みで勉強しているので上がりにくくなっています。)
六年生 冬 試験まで4ヵ月
時は、6年生。
秋も深まる10月くらいだったかな。
試験は1月末なので、本番まで、あと4ヶ月と迫っていました。
面接対策も塾で行ってくれていました。
初めて書くかもしれませんが、
試験には面接もあります(汗)
自宅で面接の練習は一切やっていませんが、妙に堂々としている豆太は全く問題ないとK先生からお墨付きをいただいていました。
最後の先生の課題!
そんな時に、K先生から課題が出ます。
公立中高一貫校20校の入試過去問題、過去5年分。
すべて繰り返し10回解く。
期限は、冬休みに入るまでに。
これだけは、やって欲しいと豆太に拝み倒しました。
豆太の独自勉強法もあるかもしれない、けれど騙されたと思ってやってみて。
と。
かくして、豆太は勉強時間のすべてを過去問だけに集中していきました。
良くも悪くも、融通の利かない豆太。
過去問以外は手を出さないってどうなのという不安もありましたが。
とりあえずはK先生を信じて突き進むのみです。
本当に追い込み、直前期です。今、この時に全力を出さずしてどうする豆太。
家族全員が、豆太の受験に全力で向かっていました。
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